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「MOTO-RIDE」での記事、第二弾!
オービトロンの進化
オービトロンは、日々進化し続けている製品です。
たとえば新しい素材が見つかったり、新しい触媒が見つかったり、エネルギーを発生させるシステムに手を加えたり。
ガラッと外観が変わる場合はモデルチェンジになりますが、外観の変更が無い場合はバージョンアップとしていて、特にアナウンスはしていません。
ただし私たちが見たときにどのバージョンかわかるようになっています。
オービトロン製品の中でも進化の途上にある製品がパワーモジュールになります。
開発が進むにつれ初期の製品から製造コストは上がっていきますが、価格も名称もそのままにしています。
大きな変更になる場合は、販売価格も変更することになるかも知れません。
現在のところ、製品はいくつかの企業にOEMで出荷されています。
こちらは採用の段階で性能のチェックをしていますので、当社で勝手に性能の変更をするわけにはいきません。
難しいところですね。
メーカーとしては、製品が完成してもそれで満足すると言うことはありません。
完成したあとも製品のチェックをし、もっと品質や性能を上げられないか、常に努力をしています。
それは、後になって私たちに返ってくるものと思っています。
スーパーマイレッジカーチャレンジ2016で優勝!
去る8月20日~21日に広島県運転免許センターで開催されたスーパーマイレッジカーチャレンジ2016で、当社がサポートするチームファイアーボールが2776.6km/Lを記録し、優勝いたしました。
当社ではオービトロン製品を中心に製品サポートをしています。
大会ホームページ
http://www.fc-design.jp/monodukuri/
次回の大会は、10月1日~2日に栃木県のツインリンクもてぎで開催されるHONDAエコマイレッジチャレンジ2016全国大会になります。
http://www.honda.co.jp/Racing/emc/
株式会社ランドマスター・ジャパン
http://www.landmaster-japan.co.jp
仲村選手、JP250モテギラウンドで2位!
8月20日にツインリンクモテギで開催されたJP250ですが、当社が応援する仲村選手は2位でした。
朝一番で行われた予選は、あいにくの雨模様の中をアタックすることとなりました。
コースは完全なウエットで、走行中も時折激しく雨が降るほどの天候。
仲村選手はスムーズな走りで予選ではトップ。
ポールポジションで決勝に臨むことになりました。
決勝では天候は回復したものの、路面はまだウエット。
仲村選手、スタートはホールショット。
しかし順位を維持することができずに2位に後退。
5周目で転倒車両がコース上に残っていたことから赤旗中断。
そのまま終了となりました。
今回、新型パワーモジュールを装着してのレースでしたが、高評価をいただきました。
マシンのセットアップが進めば、より強力になると思われます。
レースの動画がアップされていましたので、リンクを貼らせていただきます。
潤滑油でのグラフェンの効果
潤滑剤の総質量にわずか0.01%のグラフェンを追加すると、粘度はほとんど変更無しで17%の熱伝導効率を改善することがわかってきています。
http://phys.org/news/2016-05-graphene-based-nanolubricants-automotive-industrys-future.html
オービトロン スーパーエステルG-SPECは、このグラフェンを10WT%含有したエステルベースのエンジンオイル添加剤です。
エンジンオイルに対してG-SPECは1%~2%の添加率です。
そして、このノーベル物理学賞を受賞したグラフェンを、世界で初めて潤滑剤に応用して商品化した製品が、オービトロン スーパーエステルG-SPECです。
しかし潤滑油にグラフェンを加えただけでは、G-SPECの性能は出ません。そこにはオービトロン処理という特殊なエネルギー加工を行っており、それによってオイル添加剤としての性能を飛躍的に引き上げています。
それ以外にもスーパーエステルG-SPECには、まだたくさんの秘密があるのです。
http://www.landmaster-japan.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=84
スーパーエステルG-SPECの秘密
オービトロン スーパーエステルG-SPECにはハイテクナノ素材であるグラフェンが使われています。
このグラフェンは半導体の世界ではかなり研究が進められていますが、それ以外の分野でも活用方法があります。
それは潤滑です。
普通のエンジンオイルにグラフェンパウダーを混ぜるだけでも潤滑効果が上がりますが、効率を上げるには添加量を増やす必要があります。その量、およそ10WT%です。
10wt%と言っても、ピンと来ませんね。
左のエンジンオイルは1QTで946ml、この1本でほぼ1Lに近い量です。
右のグラフェンは100gです。
エンジンオイルの比重は一般的に0.92前後ですから、左のエンジンオイルに右のグラフェンが9割程度入ると言うことになります。
通常、グラフェンを加えて攪拌しただけでは混ざりません。
このために分散化の機械を使って200MPaレベルの高圧で分散化させます。
こうするとうまくエステルに分散し、製品になります。
グラフェンもより細かく剥離され、エンジン内に入ったときにすぐに効果を発揮することになります。
ちなみにこのグラフェン、非常に高価なものでした。
ネット上で見られる末端価格(麻薬取引で使われる言葉、エンドユーザー価格)は、高いものは0.5gで4万円とかで出ています。
当初グラフェンを入手しようとしたときに聞いた価格は、100gで100万円でした。
この右側のボトルが100万円だったわけです。
今ではもっと安価に入手しています。
しかしながら安いと言っても以前と比較してと言う話ですから、まだまだ高価な素材であることは間違いありません。
このグラフェンが10WT%入っていると言うことは、かなり高い原価になるわけですね。
先ほど、エンジンオイルにグラフェンを10WT%混ぜると、潤滑効果が高くなると話しましたが、エンジンオイルに10WT%も入れるとコストがとても高くて使えませんね。
ここからはオービトロンの技術です。
グラフェンを分散化させたエステルをオービトロン処理すると、電子をたくさんため込みます。
これによって少ない量で効率を上げることが出来ます。
つまり添加剤としての役割です。
添加剤として、オービトロン処理をしたグラフェン分散化エステルを使う事で、エンジンオイルに対してより少ない量で効果を発揮します。
スーパーエステルG-SPECの添加量はエンジンオイルに対して1~2%ですから、エンジンオイルに対してグラフェンの量は0.01~0.02WT%になるわけです。
つまり飛躍的にコストを落とせると言うことになります。
http://www.landmaster-japan.co.jp
オービトロン スーパーエステルG-SPEC 本日より発売!
オービトロンのエンジンオイル添加剤「スーパーエステルG-SPEC」が本日より発売開始です。
従来のエンジンオイル添加剤G-SPECと異なる点は、下記の点です。
1.ベースオイルがエステル100%に変更。
2.分散化によって、ハイテクナノ素材であるグラフェンの配合を飛躍的に増やす事が可能になった。
3.従来は用途別に種類があったが、今回より統合されてガソリン・ディーゼルのエンジンを問わず使えるようになった。
4.高濃度になったために従来よりも少ない量で効果を出すことができるようになった。
これによって、従来品を遙かに上回るフィーリングが実現し、また購入時に用途別で悩む必要がなくなりました。
オービトロン スーパーエステルG-SPECは、100mlの容量で12,000円税別、使用量はエンジンオイル1Lに対して1%~2%の添加です。
ショッピングカートにオービトロンステッカーをアップしました!
ショッピングカートにオービトロンステッカーをアップしました。
サイズは左右が120mmで天地が38mmです。
価格は1枚400円税別となります。
ステッカーだけのご注文の場合は、クロネコヤマトのメール便でお送りいたします。
スーパーエステルG-SPEC
ゴールデンウイーク期間中に、丹沢湖まで出かけました。
距離にして往復130kmほど、すべて一般道ですが、軽く日帰りするにはちょうど良い距離です。
しかし、神奈川県内では一般道での130kmは渋滞なども多く、それなりに疲れます。
あまり気持ちの良いツーリングとは言えません。
この日は夏日で気温も高く、メッシュジャケットでも汗ばむくらいの陽気でした。
おまけに国道246号線の渋滞。
エンジンにはあまり良い状況とは言えません。
エンジンの水温も頻繁に100度まで上昇し、電動ファンが回り始めます。
前回記事にしましたが、行きはスーパーエステルをエンジンオイルに50ml添加していたので、その状況の確認です。
添加前と比較すると、エンジンは滑らかになっていて、硬かったミッションの感覚もかなり変わりました。しかし渋滞の状況下では、改善はされているものの渋さが出てきます。
片道の65kmを走って丹沢湖に到着したところで、新作のスーパーエステルG-SPECを投入です。
このオイル添加剤は真っ黒です。
あまり気持ちの良い色ではありませんが、効果は抜群です。
今回は100ml添加です。
添加後のエンジンオイルの総量は必ず守りましょう。
走り始めてすぐに気が付くのは、エンジンの雑味が無くなったことです。
振動も減少し、エンジンも軽く回るようになりました。
何というのでしょう、とても滑らかなエンジンに変わりました。
気になっていたギアチェンジは引っかかりも無く、出にくかったニュートラルも問題なく出ます。
何よりもカチッとシフトチェンジしていた感覚は、スコッという感じに変化し、ストレスを感じません。
シフトする感覚が、何の意識もすることが無くなりました。
出来上がった製品の一般道での繰り返し評価も大切なので、オイル交換をした時には、一つずつ効果を確認するようにしています。
マニュアルトランスミッションのオートバイでは、ダイレクトに感じられるので評価がしやすいと思います。
http://www.landmaster-japan.co.jp